ヘルニア(hernia)の元々の意味は”飛び出す”です。具体的にはある臓器が体の弱い部分や隙間から他の部位へ出てくる状態のことを指します。
腰痛と言うと、以前は年配の人・引越し業者さんの持病と思っていましたが、現代では継続的な姿勢の歪みから若年層のヘルニアが増えてきています。その原因の多くが不摂生による体の強度の弱体化、一部筋肉への負担の増加あるいは継続的な不自然な姿勢などです。
ヘルニアは既に世代を 問わない現代病となっています。
代表的なヘルニアとして、次のものがあります。
●脳ヘルニア[頭蓋内腫瘍などの占拠性病変などにより、脳が圧排され偏位した状態 ]
●椎間板ヘルニア[椎間板の一部が線維輪を破り突出した状態]
●横隔膜ヘルニア
・食道裂孔ヘルニア
・外傷性横隔膜ヘルニア
・Morgagni孔ヘルニア
・Bochdalek孔ヘルニア
●内(ない)ヘルニア[体腔内において腸間膜や大網の裂孔部、陥凹部などに腹腔内臓器が侵入した状態]
●腹壁ヘルニア[ 腹膜で包まれた臓器が腹壁外へと脱出した状態 ]
●臍ヘルニア [俗にいう出べそ]
●鼠径(そけい)ヘルニア[俗にいう脱腸]
・大腿ヘルニア
・外鼠径ヘルニア
・内鼠径ヘルニア
●閉鎖孔ヘルニア